ここでは、CentOSで、SQLite/MySQL/PostgreSQLをインストールする手順を紹介します。
もしサクラVPSで使う場合には、以下の手順で準備
CentOSでは、なでしこをローカルインストールして使うと問題が少なくなります。例えば、testというディレクトリを作り、そこになでしこをインストールする方法を紹介します。
# なでしこを使うフォルダを作成 mkdir test cd test # プロジェクトを初期化 npm init -f # なでしこ3をインストール npm install nadesiko3
そして、ローカル環境のなでしこを実行する方法は、以下のようにします。
$(npm bin)/cnako3 プログラム.nako3
ローカル環境になでしこをインストールしたとしても、なでしこエディタを実行できます。なでしこエディタを実行するには、以下のコマンドを実行します。
$(npm bin)/nako3edit
なでしこ3とSQLITE3のプラグインをインストール方法です。
(備考:SQLiteモジュールでソースをコンパイルする必要があるのですが、グローバルインストールでは、コンパイルエラーになることが多いようなので、以下のようにしてインストールと良いでしょう。)
# 必要なモジュールをインストール sudo npm install -g node-gyp # ローカルプロジェクトを初期化 mkdir test cd test npm init -f # なでしことなでしこSQLiteプラグインをインストール npm install nadesiko3 npm install nadesiko3-sqlite3
以下のプログラムを「test-sqlite3.nako3」という名前で保存。
!「nadesiko3-sqlite3」を取り込む。 DBファイル=「{母艦パス}/test.sqlite3」 # ここで使うSQL SQL_C = 『CREATE TABLE IF NOT EXISTS tt(id INTEGER PRIMARY KEY, value INTEGER);』 SQL_I = 『INSERT INTO tt (value) VALUES (?)』 SQL_S = 『SELECT * FROM tt』 DBファイルをSQLITE3開く。 逐次実行 先に、SQL_Cを[]でSQLITE3逐次実行。 次に、SQL_Iを[30]でSQLITE3逐次実行。 次に、SQL_Iを[50]でSQLITE3逐次実行。 次に、SQL_Iを[70]でSQLITE3逐次実行。 次に、SQL_Sを[]でSQLITE3逐次全取得。 次に、対象を表示。 ここまで。
プログラムを実行する方法(1):
$(npm bin)/cnako3 test-sqlite3.nako3
プログラムを実行する方法(2):
なでしこエディタを起動。Webブラウザ上で上記のプログラムを実行する。
npm run nako3edit
MySQLをインストールします。
sudo yum -y install mysql mysql-devel mysql-server mysql-utilities
rootユーザーにパスワードを設定
mysqladmin -u root password 'hoge'
MySQLにログインしてデータベースを作成
create database hoge; exit
つまり、以下の条件を設定したものとします。
項目 | 設定値 |
---|---|
ユーザー名 | root |
パスワード | hoge |
データベース名 | hoge |
ホスト | localhost |
それで、次になでしこのMySQLプラグインを追加します。
npm install nadesiko3 npm install nadesiko3-mysql
以下のプログラムを「test-mysql.nako3」として保存。
!「nadesiko3-mysql」を取り込む。 CREATE=「CREATE TABLE tt (id BIGINT PRIMARY KEY,value BIGINT)」 INSERT=「INSERT INTO tt(id,value)VALUES(?,?)」 SELECT=「SELECT * FROM tt WHERE id=?」 DROP=「DROP TABLE tt」 「mysql://root:hoge@localhost/hoge」をMYSQL開く。 逐次実行 先に、CREATEを[]でMYSQL逐次実行。 次に、INSERTを[1,100]でMYSQL逐次実行。 次に、対象["insertId"]を表示。 次に、INSERTを[2,200]でMYSQL逐次実行。 次に、INSERTを[3,300]でMYSQL逐次実行。 次に、SELECTを[2]でMYSQL逐次実行。 次に、対象[0]["value"]を表示。# 結果->200 次に、「select * from tt;」を[]でMYSQL逐次実行。 次に、対象をJSONエンコードして表示。 次に、DROPを[]でMYSQL逐次実行。 次に、MYSQL閉じる。 ここまで。
プログラムを実行する方法:
$(npm bin)/cnako3 test-mysql.nako3
最初に、PostgreSQLをインストールします。
# インストール sudo yum -y install postgresql-server # サーバーを起動 sudo service postgresql start # パスワードを設定 (パスワードを尋ねられたときhogeとする) sudo passwd postgres su - postgres # データベースを生成 psql create database hoge;
ここまでの手順で、以下の環境をセットアップしたとします。
項目 | 設定値 |
---|---|
ユーザー名 | postgres |
パスワード | hoge |
データベース名 | hoge |
ホスト | localhost |
その上で、なでしことプラグインをインストールします。
npm install nadesiko3 npm install nadesiko3-postgresql
そして、以下のプログラムを「test-postgresql.nako3」という名前で保存します。
!「nadesiko3-postgresql」を取り込む CREATE=「CREATE TABLE tt (id BIGINT PRIMARY KEY,value BIGINT)」 INSERT=「INSERT INTO tt(id,value)VALUES($1,$2)」 SELECT=「SELECT * FROM tt WHERE id=$1」 DROP=「DROP TABLE tt」 「postgresql://postgres:hoge@localhost:5432/hoge」をPG開く。 逐次実行 先に、CREATEを[]でPG逐次実行。 次に、INSERTを[1,100]でPG逐次実行。 次に、対象を表示。# INSERTの実行結果 次に、INSERTを[2,200]でPG逐次実行。 次に、INSERTを[3,300]でPG逐次実行。 次に、SELECTを[2]でPG逐次実行。 次に、対象[0]["value"]を表示。# 結果->200 次に、DROPを[]でPG逐次実行。 次に、PG閉じる。 ここまで。
以下のコマンドを実行するとプログラムを実行できます。
$(npm bin)/cnako3 test-postgresql.nako3