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Webブラウザからなでしこ3を動かすことができます。(→Webブラウザ版)
加えて、Android上で気軽にターミナル(コマンドライン)を動かすことのできる「Termux」を使えば、なでしこ3のコンソール版を動かすことができます。もちろん、Androidの場合、Webブラウザ上で使うのが本来の使い方ですが、ターミナル上で使うとより多くの機能を楽しめます。
AndroidのPlay StoreからTermuxをインストールしましょう。
さらに、APIをインストールしておくと、Androidの便利な機能に気軽にアクセスできます。
以下のコマンドを実行します。
# Node.jsとGitをインストール pkg install -y nodejs git
なでしこ3の最新版をGitリポジトリからインストールします。
# Homeを作業フォルダとする cd $HOME # なでしこのリポジトリをクローン git clone --recursive https://github.com/kujirahand/nadesiko3.git # インストール cd nadesiko3 npm install --production # Web用のなでしこをビルド npm run build # なでしこのWebサーバーを起動 npm start
するとAndroid側のWebブラウザ(localhost:3000)でプログラムを作れます。
ただしChromebookの場合はアドレスが異なるので、ifconfig | grep inetで確認してlocalhostの部分を表示されたアドレスに変えます。
そして、スクリプトとして使うには、なでしこ3をインストールしたパス以下のbinを.bashrcや.zshrcに記述します。
PATH=$PATH:$HOME/nadesiko3/bin
ターミナルから以下のように実行すると、プログラムを実行できます。
cnako3 (プログラムファイルの名前)
あるいは
cnako3 -e "プログラム"
あるいは、以下のように入力すると対話実行環境が起動します。
cnako3 -l