関数を使うことにより、処理をまとめて書くことができます。
基本的なフォーマット
●[関数名] 処理内容
「●」は、「*」でも良いです
●挨拶 「おはよう」と言う 挨拶する
「挨拶する」の「する」は、つけなくても良いです。
関数は、呼び出すところより、後に書いても、先に書いても良いです。
関数にデータを渡す時には、関数の定義のところに括弧をつけて、渡されるデータと助詞を設定します。なでしこは、助詞によって引数を区別するためです。
名前=「名前は?」と尋ねる。 クラス=「クラスは?」と尋ねる。 クラスの名前を呼ぶ ●呼ぶ(NAMEを,CLASSの) 「お~い、{CLASS}の、{NAME}!」と言う
渡す値のことを「引数(ひきすう)」と呼びます。
助詞をつけずに、「呼ぶ(NAME,CLASS)」と定義して、「呼ぶ(名前,クラス)」という風に書くこともできます。この場合は、引数に指定した順番で、引き渡し先を判断するので、書く順番が重要になります)
「○○で戻る」と書くことで、○○の値を関数の戻り値に設定して、関数の実行を終了して関数の呼び出し元に処理を戻します。
「じゃんけん~」を「ぱー{~}ぐー{~}ちょき」でボタン選択 それで後出する 「僕は {それ} !僕の勝ちー!」と言う ●後出(手で) もし、手が「ぱー」ならば、「ちょき」で戻る もし、手が「ぐー」ならば、「ぱー」で戻る もし、手が「ちょき」ならば、「ぐー」で戻る
明示的に「○○で戻る」としなかった場合、関数の最後の処理の後に、変数「それ」に入っているものが戻り値に設定されます。
戻る命令:関数からの戻り値を指定する