分類 | 分類/文字列処理/置換・除去 |
種類 | 命令 |
引数 | {文字列=?}SのAをBに|SでAからBへ |
説明 | 文字列SにあるAを全てBに置換して返す。 |
識別 | id:340 |
文字列SにあるAを全てBに置換して返します。
文字列Sを省略すると、変数「それ」の内容が補完されるので、連続して置換するときに便利です。
以下のプログラムは連続して文字列を置換する例です。
「今日の天気は雨です」という文章を置換して「昨日の気温は暑かったです」という別の文章に置換します。
それは「今日の天気は雨です」 「今日」を「昨日」に置換 「天気」を「気温」に置換 「雨」を「暑かった」に置換 それを表示。
文字列中の1番はじめの単語だけ置換するには、『単置換』命令を使います。
また複雑な置換を行うときは、『正規表現置換』命令を使うと便利です。
文字変数の中身は変化せず、結果は「それ」に入ります。結果を文字変数に反映したければ、文字変数に代入する必要があります。
#なでしこバージョン 1.522 で実験 作業用は「今日の天気は雨です」 作業用の「今日」を「昨日」に置換 作業用の「天気」を「気温」に置換 作業用の「雨」を「暑かった」に置換 作業用を表示。 # 「今日の天気は雨です」と表示されます。 作業用は「今日の天気は雨です」 作業用の「今日」を「昨日」に置換 # 結果は「それ」に入る 「天気」を「気温」に置換 # 「それ」の中身を引き続き置換 「雨」を「暑かった」に置換 # 同上 作業用はそれ # ここで代入が必要。 作業用を表示 # 「昨日の気温は暑かったです」と表示されます。