バイナリ取得 (ばいなりしゅとく)

分類分類/文字列処理/その他
種類命令
引数{参照渡し}SのIをFで
説明バイナリデータSのIバイト目をFの形式(CHAR|CHAR*|INT|BYTE|WORD|DWORD)で取得する。
識別id:430

説明 (kujira) [2005年01月12日]

バイナリデータSのIバイト目をFの形式で取得します。
Fに指定できるのは、(CHAR|CHAR*|INT|BYTE|WORD|DWORD)のいずれかです。

以下の例はバイナリ文字列Sの1バイト目を「BYTE」形式で取り出して表示したものです。

バイナリデータを確認するには「バイナリダンプ」命令も便利です。(こちらはバイト列を16進数表記するので注意)

Sは「abcdefg」
Sの1を「BYTE」でバイナリ取得して表示。

補足 ( U D ) [2009年02月16日]

Fには他にも、(LONG|LONGLONG|INT64|FLOAT|DOUBLE|REAL)など多くの型を指定できます。
ただし内部的にはいくつかの型が同じものとして処理されています。
例えば、"LONGLONG"は"INT64"として、"DOUBLE"は"REAL"として扱われます。

Value = 1e+14 ※10の14乗
※INT64として扱われる
ValueをDATAの1に`LONGLONG`でバイナリ設定。
※内部的には同じ型なので正常に表示される
DATAの1を`INT64`でバイナリ取得して表示。
※LONG型の方が扱える桁が小さく正常に表示されない
DATAの1を`LONG`でバイナリ取得して表示。

参考になるページ