画像保存 (がぞうほぞん)

分類分類/描画関連(vnako)/画像処理
種類命令
引数{グループ}OBJをSに|Sへ
説明イメージOBJの画像をSへ保存する
識別id:2150

説明

「画像保存」命令を使うと、イメージ部品を任意の形式でファイルに保存することができます。なでしこで対応している保存形式は、BMP/ICO/JPEG/PNG/GIF/MAG の形式です。

以下のプログラムは、イメージ部品「描画用」に線を描画し、これをデスクトップに「test.png」という名前で保存します。するとPNG形式で保存されます。もし、「test.gif」という名前で保存すると、GIF形式で保存されます。

描画用とはイメージ。
そのサイズは「0,0,300,300」。
描画用の0,0から300,300へ線。
描画用を「{デスクトップ}test.png」に画像保存。

クリップボードに画像をコピーする

「画像保存」命令を利用して、クリップボードに画像データをコピーすることができます。具体的には、保存先をファイル名の代わりに文字列で「クリップボード」と指定します。

クリップ用とはイメージ。
クリップ用の画像は『nadesiko.png』
クリップ用を『クリップボード』に画像保存。

JPEGファイルではExif情報が削除されてしまう問題

JPEGファイルには、カメラの撮影情報などが記録されたExif情報が埋め込まれています。なでしこの「画像保存」命令では、これが保存されません。下記のプログラムを参考にして、Exif情報をコピーすると良いでしょう。

●EXIF情報コピー処理(AからBへ)
  AにEXIF存在?
  もし、そうならば
    EXIFデータ=AからEXIFブロック抽出。
    BにEXIFデータをEXIFブロック埋込。

参考