なでしこ3には、用途別に異なる実行環境(ランタイム)が存在します。
それぞれ共通で使える命令もあれば、用途に合わせた専用の命令もあります。共通で使える命令は、plugin_systemやplugin_math、pluhin_csvがあります。
ここでは、いろいろなランタイムについて紹介します。
簡易エディタや、貯蔵庫で動くなでしこ3はブラウザ向けです。一番力を入れて開発されています。ブラウザ向けや描画向けの各種の命令が利用できます。
なお、なでしこ3配布キットを利用することで、手軽にPC向けアプリとして配布できます。
PC向けで動作するランタイムです。Node.jsという技術の上でなでしこを動かすことができます。主にコマンドライン上で使います。
ファイル処理など、Node.jsの豊富な機能をなでしこから利用できます。プラグインを追加することによりさまざまな機能を追加できます。
Node.jsがマルチプラットフォーム対応のため、Win/Mac/Android/Linux/Raspberry Piなどで幅広く動作させることができます。
サーバ向けのランタイムです。なでしこをphpというプログラミング言語上で動かすことができます。phpは多くのWEBサーバで動かすことのできる言語でありWEBアプリを作れます。大半のレンタルサーバーにインストールされているため、気軽になでしこを動かせます。
詳しくはこちらをご覧ください。
Windows/macOS/LinuxなどデスクトップPCでなでしこ3を動かすキットです。
Chrome/Safari/Edgeなどのブラウザコンポーネントを使って動かします。
Windows/macOS/LinuxなどデスクトップPCでなでしこ3を動かすキットのElectron版です。ブラウザコンポーネントへの依存がありません。ただし、ダウンロードサイズが少し大きくなります。