分類 | 分類/文字列処理/正規表現 |
種類 | 命令 |
引数 | {=?}AをBで|AがBに |
説明 | Perl互換の正規表現。文字列AをパターンBでマッチして結果を返す。$1や$2などは配列形式で返す。BREGEXP.DLLを利用。 |
識別 | id:344 |
Perl互換の正規表現をなでしこ上で行うものです。文字列AをパターンBでマッチングし結果を返します。実行には、BREGEXP.DLLが必要です。(なでしこでははじめから梱包されています。)
# マッチした部分を表示 「abcdefg」を「a.+g」で正規表現マッチ 表示。#abcdefg 「abcdefg」を「c.*f」で正規表現マッチ 表示。#cdef
修飾子を使ったマッチを行いたい場合は、Perlの形式でパターンを『m/パターン/修飾子』のように指定します。日本語(S_JIS)の文字列をマッチする場合は、オプションに「k」を追加します。
例えば、「ー」には、全角文字の2バイト目に『 [ 』のコードを含みますので「ー」をマッチするとエラーがでます。そこで、修飾子 k を追加して以下のようにします。
「マーチ」を「m/ー/k」で正規表現マッチ 表示
カッコ(...)を括った部分にマッチした文字列は、変数『抽出文字列』へ代入されます。
「02:50:30」を「(\d+):(\d+):(\d+)」で正規表現マッチ それを表示。 抽出文字列を表示。
ここでは、先頭が「#」の行を取り出しています。
テスト文=「あああああ #いいいいい ううううう」 パターン=「\A#」 テスト文を反復 対象をパターンで正規表現マッチ もし、それが空でなければ、 対象を表示
実行結果は、次のようになります。
#いいいいい
入力したテキストに、「半角カナ」「全角カナ」「英数」「数値」が含まれているかを調べます。たとえば「あいうえお12345かきくけこ」と入力すると、「数値」と表示します。
「入力してください」で尋ねる。 それを文字種類判定して、表示。 ●文字種類判定(テキストを) テキストを「[ア-ン].*」で正規表現マッチ #半角カナ もし、それが空でなければ、 「半角カナ」で戻る テキストを「[ア-ン].*」で正規表現マッチ #全角カナ もし、それが空でなければ、 「全角カナ」で戻る テキストを「[a-z]|[A-Z].*」で正規表現マッチ #英数 もし、それが空でなければ、 「英数」で戻る テキストを「\d.*」で正規表現マッチ #数値 もし、それが空でなければ、 「数値」で戻る 違えば、 「0」で戻る