ブラウザINPUT値設定 (ぶらうざINPUTあたいせってい)

分類分類/GUI関連(vnako)/ブラウザ支援
種類命令
引数{グループ}OBJのIDにSを
説明ブラウザ部品OBJで表示中のページにあるINPUTタグ(IDにはid属性か「name属性かタグ名¥出現番号(0起点)」)のvalueに値を設定する
識別id:2399

説明

ver.1.5251から追加された命令です。
ブラウザ部品で表示しているWebページ入力フォームに値を設定することができます。例えばname属性が"user_name"の入力フォームに"nako"を入力したいなら、「ブラウザ部品の"user_name"に"nako"をブラウザINPUT値設定」と書きます。

ID指定のサンプル

Googleアカウントログインページで、メールアドレスを入力する例です。ログインページのHTMLを調べると、メールアドレスの入力欄のid属性は"Email"となっています(2009/08/11時点)

WEB閲覧とはブラウザ
そのレイアウトは『全体』
//Googleアカウントログインページ
そのURLは『https://www.google.com/accounts/Login』
その文書完了した時は~
 WEB閲覧の『Email』に『hoge.fuga@gmail.com』をブラウザINPUT値設定

name属性を指定するサンプル

「なでしこ」共同開発用ML参加申し込み用ページで名前を入力する例です。このページにはname属性が"user_name"の入力欄が2つあるため、『WEB閲覧の"user_name"に"名前"をブラウザINPUT値設定』としただけでは1つ目の入力欄にしか値を設定できません。このように同じname属性を持つフォームがある場合、\を使って何番目に値を設定するか指定します。(0番始まり)

WEB閲覧とはブラウザ
そのレイアウトは『全体』
//「なでしこ」共同開発用ML参加申し込み用ページ
そのURLは『http://nadesi.com/dev/』
その文書完了した時は~
 WEB閲覧の『user_name\1』に『test』をブラウザINPUT値設定

タグ名を指定するサンプル

同じく「なでしこ」共同開発用ML参加申し込み用ページで名前を入力する例です。タグ名を使って要素を指定する場合、「タグ名\出現番号」を指定して何番目に値を設定するか指定します。(0番始まり)

WEB閲覧とはブラウザ
そのレイアウトは『全体』
//「なでしこ」共同開発用ML参加申し込み用ページ
そのURLは『http://nadesi.com/dev/』
その文書完了した時は~
 WEB閲覧の『INPUT\2』に『test』をブラウザINPUT値設定
 WEB閲覧の『INPUT\3』に『test』をブラウザINPUT値設定

応用例

ハッシュを使って一気に指定すると楽です。

設定値とはハッシュ
設定値@『user_name\0』=『hoge』
設定値@『user_mail\0』=『hoge@fuga』
設定値@『user_name\1』=『hoge』
設定値@『user_mail\1』=『hoge@fuga』

WEB閲覧とはブラウザ
そのレイアウトは『全体』
そのURLは『http://nadesi.com/dev/』
その文書完了した時は~
 設定値のハッシュキー列挙して反復
  WEB閲覧の対象に設定値@対象をブラウザINPUT値設定

name属性を調べる

入力したいname属性は、そのページのHTMLソースを自分で調べる必要があります。
inputのname属性を列挙する補助サンプルを書いておくので、HTMLが分からない人などは活用してください。

WEB閲覧とはブラウザ
そのレイアウトは『全体』
そのURLは『http://nadesi.com/dev/』
その文書完了した時は~
 WEB閲覧のテキストから『input』のタグ属性一覧取得して反復
  もし対象@『NAME』が空でなければ
   対象@『NAME』を言う。# inputのname属性を言う(大体上から配置順)

INPUTの値を取得する場合は、「ブラウザINPUT値取得」を使うことができます。

参考