分類 | 分類/MS Office連携(nakooffice.dll)/エクセル(Excel) |
種類 | 命令 |
引数 | {=1}Aで |
説明 | 可視A(オンかオフ)でエクセルを起動する |
識別 | id:4300 |
エクセルファイルを操作するためにエクセルを起動させる命令です。
引数オンは、可視で起動。引数オフは、不可視で起動します。
エクセルでの処理だけをするのであれば、不可視(オフ)で起動した方が処理は早くなります。
サンプルプログラムでは、「○○.xls」というエクセルファイルを可視で開いて、3秒間表示して、終了します。
オンでエクセル起動。 「○○.xls」をエクセル開く。 3秒待つ。 エクセル終了。
引数「{=1}Aで」とは、Aに「オン」または「オフ」を指定して、「オンで」または「オフで」と記述することを意味します。また、「{=1}」というのは、Aを指定しない場合はデフォルトの1が指定されると言う意味です。オンは1、オフは0という意味ですので、「1で」と「オンで」は同じ意味になります。
つまり、引数を指定しない場合、エクセルは可視の状態で起動します。
# 以下はエクセルを可視で起動する命令です。 オンでエクセル起動。 1でエクセル起動。 エクセル起動。 # 以下はエクセルを不可視で起動する命令です。 オフでエクセル起動。 0でエクセル起動。
エクセルを不可視で起動すると、ウィンドウズのタスクバーにも表示されませんので、起動していることに気付かないことがあります。
また、エクセルが不可視の状態では、「エクセルキー送信」命令が使用できません。
オンでエクセル起動してエクセル新規ブック。 『test{ENTER}』のエクセルキー送信。 デスクトップ&「test-on.xls」へエクセル保存してエクセル終了。 # セルA1に「test」という文字が入力されている。つまりキー送信できた。 オフでエクセル起動してエクセル新規ブック。 『test{ENTER}』のエクセルキー送信。 デスクトップ&「test-off.xls」へエクセル保存してエクセル終了。 # セルA1には何も入力されていない。つまりキー送信できていない。 終わる。