無名関数とは、名前のない関数です。関数の引数に関数を指定したい場合など、手軽に関数を使いたいときに利用できる便利な機能です。
無名関数を使いたい場面というのは、関数の引数などにカスタム処理を与えたい場合です。そこで、『…には ... ここまで』構文が便利です。...の部分に書いた処理が、関数…の第一引数に与えられます。
[書式] 基本的な記述方法 (関数)には # ここに関数の第一引数に与える処理 ここまで。 --- [書式] 引数が必要な場合 (関数)には(引数) # ここに関数の第一引数に与える処理 ここまで。
例えば、『plugin_system/秒後』命令を使って、3秒後に挨拶を表示するプログラムは、以下のように指定できます。
ボタンを作成して、ボタンのイベントを設定するのに使えます。
また、配列カスタムソートでは、配列変数を任意の並び順でソートできます。
[書式] F = 関数(a, b) # ここに無名関数の処理 ここまで --- あるいは --- F = ●(a, b) # ここに無名関数の処理 ここまで
前置詞{関数}を付けて関数オブジェクトを明示的に指定できます。
v1互換の「関数は〜ここまで」構文ですが、ほとんど使われていないので廃止したいと思います。
[書式] v1互換のイベント記述方法 (v3/0.1.9より) (関数)は〜 # ここに関数の第一引数に与える処理 ここまで