マウス操作について *
ブラウザで動くなでしこ3では、ブラウザのイベントを検出して動くプログラムが作れます。
[書式]
(DOM)のマウス押した時には
# ここにマウスボタンが押された時の処理を記述
# 変数「マウスX」と「マウスY」が設定される
ここまで。
以下のように記述できます。簡単なお絵かきツールも手軽に作れます。
「マウス押した時」「マウス移動した時」「マウス離した時」を組み合わせる *
「マウス押した時」と「マウス離した時」「マウス移動した時」を組み合わせると、一般的なペイントソフトのように、マウスを押している間描画するという動作を実現できます。
「クリック時」と「マウス押した時」の違い *
「クリック時」はボタンなどを押した時などのイベントを設定するのに利用します。マウス操作の詳しい状況を知りたい時には「マウス押した時」「マウス離した時」を使うと良いでしょう。「マウス押した時」であれば、マウスのどのボタンを押したのかの情報も得られます。
以下はイベントの使い分けを行うプログラムです。
右クリックで何か処理を行いたい時 *
ブラウザで右クリックを使うと、大抵ブラウザのコンテキストメニューが表示されます。これを表示しないようにするには、「DOMイベント処理停止」命令を呼び出します。
以下はキャンバスをクリックするボタンで、描画する色を変更するプログラムです。左クリックで赤色を、右クリックで青色の描画を行います。
マウスイベントのテスト *
v3.6.23以降で大量にマウスイベントが追加されました。下記でテストできます。#1756
マウスイベントのテストその2 - マウス入った時とマウス出た時 *
関連する命令 *
関連する定数 *
参考 *