なでしこで計算しよう *

なでしこで計算 *

なでしこを使うと手軽にいろいろな計算が可能になります。ここでは、計算の方法を学びましょう!

なでしこで計算してみよう

なでしこを電卓として使おう *

なでしこで簡単な計算を試してみましょう。

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複雑な計算もあっという間に計算してくれます。試してみましょう。

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また、丸カッコで数式を括れば、その数式を優先して計算してくれます。以下の二つの式の答えを比べてみてください。

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「表示」は絶対に必要なの? *

ここで疑問があります。「1+1」とだけ書いて「表示」を消すとどうなるのでしょうか。

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ただ計算式を書いただけでは、なでしこの文の規則から逸脱してしまうのです。そこで「1+1を表示」のように、完全な命令文を記述する必要があります。

ですから「(計算式)を表示」とか「(計算式)を言う」と書けば良い訳です。これで、なでしこを計算機のように使えます!!

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どんな計算ができるの??? *

ところで、なでしこではどんな計算ができるでしょうか。四則演算や括弧を使った計算が可能です。

なお、以下のような計算ができます。

演算子

役割

記述例

A+B

足し算

3 + 5を表示

A−B

引き算

10 - 5を表示

A×B または A*B

掛け算

2 * 3を表示

A÷B または A/B

割り算

10 / 5を表示

A%B

割り算の余り

10 % 3を表示

A^B

階乗(べき乗)

(2 ^ 3)を表示。#→8

A&B

文字列の足し算

(3 & 5)を表示。#→35

なお、マニュアルの文法ページでより詳しい使い方を紹介しています。

  • (参考) 文法/計算 --- 計算規則について詳しく紹介しています。
  • (参考) 文法/演算子 --- どんな計算ができるのか詳しく紹介しています。

割り勘の計算をしてみよう *

実際的な問題でプログラムの使い方を学んでみましょう。以下の問題をプログラムで解いてみてください。

【問題】仲の良い友達2人を誘って(つまり友達二人と自分の合計3人で)スキーに行きました。スキー場までは、レンタカーを借りていきました。レンタカーの料金が7000円、高速道路の料金が片道4000円でした。仲の良い友達同士なので、この費用は割り勘ということで等分に3で割ることにしました。一人分の費用はいくらでしょうか。

ヒントですが必要な経費を箇条書きにしてみましょう。

  • レンタカー代が7000円
  • 高速道路代が4000円(片道)×2
  • 上記を3で割れば良い

それでは、プログラムにしてみましょう。

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これを計算すると一人分の旅費である5000と結果が表示されます。

実際に試してみよう *

それでは、実際に計算を試してみましょう。以下の(2×3+5)の部分の計算式を修正して計算してみましょう。例えば、750円のイチゴを8パック買ったらいくらになるでしょうか。消費税も一緒に計算してみてください。

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計算式を入力してみよう *

他にも、実際に以下の計算式を変更して結果を表示させてみましょう。

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次へ進もう *

次回、変数について紹介します。