| 分類 | 分類/GUI関連(vnako)/VCL関連 |
| 種類 | 命令 |
| 引数 | Sを|Sの |
| 説明 | メニューを一括作成する。CSV形式で「親部品名,部品名,テキスト,ショートカット,オプション,イベント」で指定する。イベントには関数名か一行プログラムを指定。 |
| 識別 | id:2304 |
母艦メインメニューを動的に作成する命令です。作成した各メニューは、グループメンバーの動的決定によってアクセスできます。例えば以下のサンプルでは、メニューの選択に応じてそれぞれチェックをつけ、不可視にし、無効にしています。
「なし,P1,テスト(&F)
P1,P2,チェック(&O),Ctrl+O,なし,チェックつける処理
P1,P3,不可視化(&S),Ctrl+S,なし,不可視化処理
なし,P4,テストその2(&E)
P4,P5,無効化,Ctrl+C,なし,無効化処理」の、
メニュー一括作成。
●チェックつける処理
「チェックつけます」と言う
P2→チェックはオン
●不可視化処理
「不可視にします」と言う
P3→可視はオフ
●無効化処理
「無効化します」と言う
P5→有効はオフ
メニューに区切り線をつけるには、ハイフンを記述します。
「なし,親メニュー,親 親メニュー,子1メニュー,子1 親メニュー,線1,- 親メニュー,子2メニュー,子2」のメニュー一括作成
直前の親部品をハイフンで省略して書くことができます。
また、親部品の1文字目で#を書くとコメントの意味になります。
「#親部品名,部品名,テキスト,ショートカット,オプション,イベント ,親メニュー,親 -,子1メニュー,子1 -,- -,子2メニュー,子2」のメニュー一括作成
省略記号のハイフン(-)の数を増やすことにより深い構造のメニューを作成できます。
「 ,file -,new -,open --,open_a --,open_b --,open_c -,save --,save_a --,save_b --,save_c 」をメニュー一括作成
"オプション"に「チェック」と指定すれば、デフォルトでメニューのチェックをオンにできます。
「なし,親メニュー -,デフォルトチェック,,,チェック,無効化処理」のメニュー一括作成。
メニューで表示される “新規(N)”のような括弧の中の英文字は3番目の要素「テキスト」のところに“新規(&N)”のように、&を付けて記述します。また一文字でなくても良く、その場合には先頭の文字にだけアンダーラインが付きます。“新規(&New)”→メニューでは“新規(New)”←Nの下にだけアンダーラインとなります。
ショートカットキーの記述は、書籍「日本語プログラミング言語なでしこ」(公式ガイドブック)の説明ページに以下の例が列挙されています。
| 文字列 | 割り当てたキー |
| F1 | ファンクションキーの[F1] |
| Shif+F2 | [Shift]+ファンクションキーの[F2] |
| Ctrl+C | [Ctrl]+[C] |
| Ctrl+Shift+V | [Ctrl]+[Shift]+[V] |
| Ctrl+Shift+Alt+U | [Ctrl]+[Shift]+[Alt]+[U] |
| Ctrl+Space | [Ctrl]+[スペース] |
| Ctrl+UP | [Ctrl]+[↑] |
| Shift+Right | [Shift]+[→] |
| Alt+Down | [Alt]+[↓] |
| Ctrl+Shift+Left | [Ctrl]+[Shift]+[←] |
| Ins | [Insert] |
| Del | [Delete] |
| Home | [Home] |
| PgUp | [PageUp] |
| PgDn | [PageDown] |
ショートカットキーは一括作成とは別に、(メニュー名)のショートカットは○○ という形の命令でも作成できます。