基本的な整形処理は、標準の組み込み命令として用意されています。拡張命令は、プラグインのplug-ins\nakostr.dllに用意されています。
文字列を置換するには、『置換』命令を使います。文字列の一番はじめの文字列だけを置換するには『単置換』命令を使います。
以下のプログラムを実行すると、「とけい」の「い」が「る」に置換され、「とける」と表示されます。
「とけい」の「い」を「る」に置換。
それを表示。
ゼロで埋めて数字を表示するには『ゼロ埋め』命令を使います。また、通貨形式にカンマで区切るには『通貨形式』命令を使います。
123を5でゼロ埋めして表示。 # 00123
123456789を通貨形式で表示。# 123,456,789
また、もっと細かく形式指定したい場合には『形式指定』命令を使います。以下は『指定形式』の使用例です。
# --- 空白文字で指定数字を埋める
10を「%5d」で形式指定して表示。 # ___10
# --- ゼロで数字を埋める
10を「%.5d」で形式指定して表示。# 00010
# --- 浮動小数点の下2桁だけ表示
3.1415を「%.2f」で形式指定して表示。# 3.14
# --- 金額表示
12345を「%m」で形式指定して表示。# \12,345
# --- 16進数表示
255を「%X」で形式指定して表示。# FF
255を「%.4X」で形式指定して表示。# 00FF
# --- 文字列を空白で埋めて表示
「abc」を「%5s」で形式指定して表示。#__abc
『区切る』命令を使うと特定の文字列で文字列を区切って配列に分けることができます。
以下のプログラムは『区切る』命令と『配列結合』命令を使った例です。
「a,b,c」を「,」で区切る。
それを「:」で配列結合して表示。#a:b:c