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レジストリ

Windowsのレジストリの読み書きができます。レジストリの操作を誤ると大変なことになるので慎重に行います。
■レジストリの読み書き手順
■利用例〜壁紙

レジストリの読み書き手順

Windows95以降ではドライブにCDやDVDを入れると自動的に起動するオートラン機能が実装されています。これの設定を読み込む例です。

KEY=『HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Cdrom』
KEYのレジストリ開いてHに代入。
Hで「AutoRun」をレジストリ整数読む
もし、それがオンならば
  「自動起動がオンです」と表示
違えば
  「自動起動はオフです」と表示。
Hのレジストリ閉じる

いきなりではよくわからないと思いますのでレジストリ操作の基本をみてみましょう。

と、この手順に従って操作します。

では、今度はオートランをオフにする例です。

# オートランをオフにします
KEY=『HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Cdrom』
KEYのレジストリ開いてHに代入
Hで「AutoRun」に0をレジストリ整数書く
Hのレジストリ閉じる

利用例〜壁紙

次に壁紙の設定を読んでみます。

KEY=『HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop』
KEYのレジストリ開いてHに代入
Hで「Wallpaper」をレジストリ読む
それを表示。
Hのレジストリ閉じる

上のプログラムは壁紙が設定されていれば、壁紙のファイル名を取得して表示するという例です。

今回はレジストリの読み取りに『レジストリ読む』を使っています。レジストリには、文字列型や、整数型など型があります。

整数型の場合は『レジストリ整数読む』『レジストリ整数書く』を使って読み書きします。

今回のように文字列型の場合は『レジストリ書く』『レジストリ読む』を使います。



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