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ファイルのコピーや圧縮について

 ファイルのコピーや圧縮・解凍を手軽に行えるようになっています。定期的にファイルのバックアップを取るのは大切です。
■ファイルのコピー
■特殊フォルダ
■圧縮と解凍
■列挙
■パス操作
■ドライブ情報
■ファイル情報

ファイルのコピー

ファイルのコピーは、『AからBへファイルコピー』のように行います。

「c:\a.txt」から「d:\a.txt」へファイルコピー

特殊フォルダ

なでしこでは、デスクトップや、マイドキュメントといった特殊フォルダが予め定義されています。

マイドキュメントを表示。
デスクトップを表示。

圧縮と解凍

標準の状態では、LZH形式の圧縮と解凍が行えます。7-zip.dll や cab32.dll をダウンロードして、なでしこのフォルダか、システムフォルダへコピーすると、ZIPやCAB形式の圧縮解凍が行えます。

マイドキュメントを「{デスクトップ}test.lzh」へ圧縮。

圧縮・解凍形式は拡張子により区別されます。

列挙

『ファイル列挙』ではフォルダ内のファイルを列挙することができます。

以下のプログラムはマイドキュメントにある拡張子が「.doc」(ワードのファイル)を列挙して表示します。

マイドキュメント&「*.doc」のファイル列挙して言う。

『全ファイル列挙』を使うと、サブフォルダ以下の全てのファイルを列挙できます。『全ファイル列挙』で列挙されるのはフルパス付のファイル名です。

マイドキュメント&「*.doc」の全ファイル列挙して言う。

パス操作

なでしこでは、WINDOWSのパスからファイル名を取り出したり、パスの終端へ「\」をつけるなどのパス操作のための命令があります。

基本パスは「c:\a\b\」
対象パスは「..\z\a.txt」
基本パスを対象で相対パス展開して表示
「---」を表示。
パスは「c:\a\b\c\test.txt」
パスからパス抽出して表示。
パスからファイル名抽出して表示。
パスから拡張子抽出して表示。
パスを「.exe」に拡張子変更して表示。
「---」を表示。
「c:\a」の終端パス追加して表示
「c:\a\」の終端パス削除して表示。

ドライブ情報

ドライブ情報は『使用可能ドライブ取得』で取得できます。

使用可能ドライブ取得
反復
  ドライブ名はそれ
    種類はドライブ名のドライブ種類
    「{ドライブ名}({種類})」を表示。

ファイル情報

ファイルのサイズや日付を取得することもできます。

Fは「{ランタイムパス}vnako.exe」
Fのファイルサイズを表示
Fのファイル日付を表示



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