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数値

 なでしこで扱うことができるのは、整数と実数です。
■数値の記述
■数値変数の宣言
■位取り(SI単位)
  ┣単位一覧
■単位
■計算の正確さ

数値の記述

数値を記述するには、16 とか 30 と書くだけです。16進表記にしたい場合は「$」をつけて $FF と書きます。

数値変数の宣言

整数・実数の変数を使うには、以下のように宣言します。

Aとは整数。#整数
Bとは数値。#実数

位取り(SI単位)

数値の後に、SI単位(cやk、または、万や百万)を書くと、位取りされて数値が指定できます。

A=5_k
Aを表示。# 5000が表示される
B=3千
Bを表示。# 3000が表示される

(注意)あくまでも位取りのための補助機能なので、『5千6百3十』のような指定はできません!

単位一覧

→単位・助詞の一覧はこちら

単位

数値の後に、'個','円','つ','本','冊'などを書くとこれを単位とみなします。単位はあくまでもコメントのようなもので、あってもなくても同じ動作をします。

単位の種類
'メートル','ドット','個','円','つ','本','冊','px','cm','mm','m','kg','g'

計算の正確さ

なでしこの内部では、Borland Delphi Extended 型(10バイト)を使って計算を行っています。これは、(3.6 x 10^-4951 から 1.1 x 10^4932) の範囲の数値を扱うことができます。但し、浮動小数点型ですので、大きすぎたり小さすぎたりする計算を行う場合には、その計算精度が落ちますので注意してください。



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