母艦とはメインフォームです。実際、母艦はフォームとして生成されています。
母艦のタイトルバーを変更したいときは『母艦は「xxx」』または『母艦のテキストは「xxx」』と書きます。(このとき描画処理反映も暗に呼ばれます。)
母艦は「ソフトのタイトル」
『線』や『四角』などの命令でも、どこへ描画するのかの引数を省略すると母艦に描画されます。
0,0から100,100へ線
100,100から200,200へ四角
母艦の大きさを変えるには、『母艦のW=1024』や『母艦のH=600』などとWやHの値を変えます。Wが横幅(Widthの略)で、Hが高さ(Heightの略)を表します。
また、『母艦を最大化』と書くと画面いっぱいになります。元に戻すには『母艦を元通り』と書きます。
母艦に絵を描いて、母艦の形を絵の通りにする方法があります。
母艦の画像は「{ランタイムパス}lib\wani.gif」
母艦を画像通り変形
母艦をダブルクリックした時は〜終わる
上のプログラムを実行すると、母艦にワニの絵を描き母艦を画像通り変形させて、ワニのようにします。この場合ドラッグで母艦を移動できるようになりますが、終了するにはタスクバーから終了させる必要があるのでダブルクリックしたら終わりなどと終了条件を指定する必要があります。
母艦の閉じるボタンを押すとプログラムが終了します。しかし、閉じるボタンを押したときに、終わりたくない場合があります。その場合、『母艦の終了可能はいいえ』と書いておくと終了しなくなります。
母艦の終了可能はオフ。
母艦をダブルクリックした時は〜
母艦の終了可能はオン
終わり
ゲームを作るときなど、どのカーソルキーが押されているのか調べたいときがあります。
その場合は「(キーコード)のキー状態」という命令でそのキーが押されていればオン、離れていればオフと使えます。
表示用とはラベル。
「ENTERで終了」と表示
オンの間
もし、37/*←*/のキー状態がオンならば表示用は「←」
もし、38/*↑*/のキー状態がオンならば表示用は「↑」
もし、39/*→*/のキー状態がオンならば表示用は「→」
もし、40/*↓*/のキー状態がオンならば表示用は「↓」
もし、13/*ENTER*/のキー状態がオンならば終わり。
0.01秒待つ
また、キー押された時に何か処理を行いたい場合は、「母艦のキー押したとき」イベントを設定します。そのとき、押されたキーのコードは「母艦の押された仮想キー」に代入されます。
# カーソルの↑を押すとキーコードの38が表示される
母艦のキー押した時は〜
母艦の押された仮想キーを表示。
キー関連のイベントには「キー押した時」「キー離した時」「キータイピング時」と3種類あります。
「キータイピング時」には「母艦の押されたキー」に押されたキーの文字が代入されます。
# a を押せば a が表示される
母艦のキータイピング時は〜
母艦の押されたキーを表示。
イベントの発生の順番は
「キー押した時」→「キータイピング時」→「キー離した時」
で発生します。