では、まずOKというボタンを作り、ボタンを押すとOKと表示するプログラムを作ってみましょう。
OKボタンとはボタン。
OKボタンをクリックした時は〜「OK」と言う。
どうでしょうか。一行目の『OKボタンとはボタン』と書くとボタンが画面上に生成されます。次の行で、ボタンにイベントを設定しています。
イベントは、各部品により設定できる項目が違います。ボタンでは『クリックした時』というイベントが用意されています。
イベントは『グループ名のイベント名は〜内容』と書くことで設定できます。
次に、ボタンのテキストを変更してみます。
OKボタンとはボタン
OKボタンのテキストは「おっけー」
このように、『OKボタンのテキストは「xxx」』と書くことでボタンのテキストを変更できます。
【注意】『OKボタンのテキストは〜「xxx」』と『〜』を書くと、正しくテキストが設定されません。『〜』はイベントを書くときだけに使います。
また、イベントを記述するときも、以下のようにイベント内容をインデントする場合は、『〜』が不要です。
#インデントするときはイベントの記述でも『〜』は不要
OKボタンとはボタン
OKボタンのイベントは
「OK」と言う。
「本当にOKだよ!」と言う
GUI部品のサイズを変更するには「W」と「H」という変数を位置は「X」と「Y」で変更できます。
OKボタンとはボタン。
OKボタンのXは100 # X
OKボタンのYは100 # Y
OKボタンのWは300 # 幅
OKボタンのHは200 # 高さ
次にボタンとエディタの連携の方法を見てみましょう。
「名前を入力してください」と表示。
# エディタの作成
名前エディタとはエディタ。
名前エディタのテキストは「くじら」
# ボタンの作成
自己紹介ボタンとはボタン。
自己紹介ボタンをクリックした時は
「{名前エディタ}です。よろしく!」と言う
上のプログラムを実行すると、名前エディタに入力した名前を使って「xxです。よろしく!」と表示します。
ボタンやエディタなどの部品で、座標などのデータを設定するとき、いちいち名前を書いていくと非常に面倒です。そこで直前に代入したグループを省略して使うことができるのが「これ」と「その」です。
先ほどのボタンとエディタを連携して使うプログラムを書き直してみます。
「名前を入力してください」と表示。
# エディタの作成
名前エディタとはエディタ。
そのテキストは「くじら」
# ボタンの作成
自己紹介ボタンとはボタン。
これをクリックした時は
「{名前エディタ}です。よろしく!」と言う
この省略を使うとプログラムの入力が楽になります。