字句解析について *

なでしこでは基本的に「助詞区切りの規則」を基準としてプログラムを解析します。

字句解析の処理では、語句を読んでいって「を」「から」「の」「へ」「に」などの助詞を見つけると、そこで語句を区切ります。

変数名の規則 *

変数名・関数名の規則を参照してください。

どんな助詞がある?どんな予約語がある? *

日本語の全ての助詞を網羅しているわけではありません。以下の助詞があります。
以下のプログラムを実行すると助詞の一覧を確認できます。

   v3.5.3

どんな予約語がある? *

以下のプログラムを実行すると、予約語(キーワード)の一覧を表示します。

   v3.5.3

変則ルール *

とは言え、それだけだと使いづらいので変則的なルールを設定しています。

「回」「間」の例外 *

語句の末尾に『』や『』があれば、そこで語句を区切ります。これにより、繰り返し処理を自然に記述できます。

「以上」「以下」「超」「未満」の例外 *

語句の末尾に『以上』『以下』『超』『未満』があれば字句解析で分割します。

「かつ」「または」の例外(v3.4.1以降) *

演算子の「かつ」「または」にて単語を強制的に分割します。

「もの」構文(v3.5.1以降) *

助詞の先頭に「もの」を付けても問題なく記述できます。

   v3.5.3

具体的にどのように区切っているの? *

簡単な正規表現のルールを用いて、順次プログラムをマッチさせています。