「実行速度優先」構文 *

なでしこの実行においては速度を犠牲にしても、エラー行の報告などデバッグ情報を生成しています。しかし、時には動作速度を優先したい場合もあることでしょう。

「『全て』の実行速度優先」構文を使うとデバッグ情報など入れないので動作の高速化が実現されます。

「全て」の実行速度優先
  #ここに速度優先のプログラム
ここまで。

『実行速度優先』の利用上の注意 *

オプションは、コンパイラの実装に依存するため、将来の動作を保証するものではありません。

指定オプション *

なお第一引数にはオプションを指定できます。

  • 全て ... 全ての速度優先オプションを指定
  • 行番号無し ... 行番号情報を指定
  • 暗黙の型変換無し ... 暗黙の型変換を行わない指定
  • 強制ピュア ... 文字列によるローカル変数の参照無しにします。全てのシステム関数をpureとして扱うオプション。デメリットは命令からローカル変数が参照できなくなります。
  • それ無効 ... 変数「それ」の使用を無効にする設定

参考 *