文法/制御構文 / 繰り返しについて *

『繰り返し』構文を使うと、任意のプログラムを繰り返し実行できます。
『繰り返し』構文では、三つの異なる方法で繰り返しを指定できます。

[書式] 指定回数の繰り返し
N回、繰り返す
  #ここにN回繰り返したいプログラム
  #ここにN回繰り返したいプログラム
ここまで
  • (参考)→『N回構文』... 指定回数の繰り返し
[書式] 指定条件の間繰り返す
(条件)の間、繰り返す
  #ここに条件の間繰り返したいプログラム
  #ここに条件の間繰り返したいプログラム
ここまで
  • (参考)→『Nの間』... 条件を指定する繰り返し文
[書式] ループ変数を指定して繰り返す
(変数名)を(開始値)から(終了値)まで繰り返す
  #ここに繰り返したいプログラム
  #ここに繰り返したいプログラム
ここまで

ループ変数を指定して『繰り返す』文 *

ループ変数を用いて繰り返しを行います。

[書式]
(変数)を(開始値)から(終了値)まで繰り返す
  #ここに繰り返し処理
ここまで。

利用例 *

以下は1から5まで繰り返す例です。

   v3.5.3

『Nずつ増やし繰り返す』文について *

繰り返しをするとき、変数を2ずつ増やして繰り返すには、以下のように記述します。

   v3.5.3

減らすことも可能です。以下のように記述します。

   v3.5.3

(メモ)「(開始値)から(終了値)まで繰り返す」で「開始値 > 終了値」の場合 *

「開始値 > 終了値」の場合は、終了値から開始値までを繰り返します。他のプログラミング言語では、必ず「開始値 < 終了値」となり、実行されない繰り返しも、なでしこでは実行されるため、ご注意ください。

   v3.5.3

もしも、他の言語のように、「開始値 > 終了値」の時、実行しないようにするには、次のように「ずつ増やし」を記述してください。

   v3.5.3

後判定の繰り返し(v3.2.40以降) *

条件を繰り返しの末尾に記述する繰り返し文も用意されています。

   v3.5.3

後判定の場合、上記に加えて、条件を「**になるまでの間」と指定できます。

   v3.5.3

参考 *