関数

説明 (mr) [2009年6月21日]

関数を使うことにより、処理をまとめて書くことができます。

基本的なフォーマット

●[関数名]
  処理内容

「●」は、「*」でも良いです

サンプル (mr) [2009年6月21日]

●挨拶
  「おはよう」と言う

挨拶する

「挨拶する」の「する」は、つけなくても良いです。
関数は、呼び出すところより、後に書いても、先に書いても良いです。

関数にデータを渡す(引数) (mr) [2009年6月21日]

関数にデータを渡す時には、関数の定義のところに括弧をつけて、渡されるデータと助詞を設定します。なでしこは、助詞によって引数を区別するためです。

名前=「名前は?」と尋ねる。
クラス=「クラスは?」と尋ねる。
クラスの名前を呼ぶ

●呼ぶ(NAMEを,CLASSの)
  「お~い、{CLASS}の、{NAME}!」と言う

渡す値のことを「引数(ひきすう)」と呼びます。
助詞をつけずに、「呼ぶ(NAME,CLASS)」と定義して、「呼ぶ(名前,クラス)」という風に書くこともできます。この場合は、引数に指定した順番で、引き渡し先を判断するので、書く順番が重要になります)

関数の戻り値を設定する (mr) [2009年6月21日]

「○○で戻る」と書くことで、○○の値を関数の戻り値に設定して、関数の実行を終了して関数の呼び出し元に処理を戻します。

「じゃんけん~」を「ぱー{~}ぐー{~}ちょき」でボタン選択
それで後出する
「僕は {それ} !僕の勝ちー!」と言う

●後出(手で)
  もし、手が「ぱー」ならば、「ちょき」で戻る
  もし、手が「ぐー」ならば、「ぱー」で戻る
  もし、手が「ちょき」ならば、「ぐー」で戻る

明示的に「○○で戻る」としなかった場合、関数の最後の処理の後に、変数「それ」に入っているものが戻り値に設定されます。

参考

戻る命令:関数からの戻り値を指定する