ノーマル属性 (のーまるぞくせい)

説明 ( U D ) *** [2009年02月20日]

ノーマル属性の値は、16進数で$80、つまり10進数の128で定義されています。2進数では10000000となります。

ノーマル属性はそもそも「ノーマル」という属性ではなく、「何も属性がない」ことを意味する属性であるため、他のファイル属性と同時にノーマル属性を設定することはできません。例えば、読み込み専用属性||ノーマル属性(=129)をセットしても、ノーマル属性の分は無視されて、ファイル属性取得するとただの読み込み専用属性(=1)の値が返ってきます。

Fを読み込み専用属性||ノーマル属性にファイル属性設定。
Fのファイル属性取得して言う。# ただの読み込み専用属性になっている。

また、ファイル属性設定において0を設定すれば、全ての他のファイル属性がなくなるため、結果として、自動的にノーマル属性になります。この仕様により、例外的な値を設定しようとするとノーマル属性となります。

属性なしをファイル属性設定。

上の例では、変数「属性なし」を宣言なしで使用したため、「属性」という文字列を内容とする、「属性」という名前の文字列変数が自動生成され、そしてファイル属性設定の引数Sに渡されます。Sは整数でなければならないため、「属性」を数にしようとし、0に変換されます。結果、ファイルはノーマル属性になります。

関係する命令

• ファイル属性設定
• ファイル属性取得

• ググってみる