| 分類 | 分類/システム/デバッグ支援 |
| 種類 | 変数 |
| 初期値 | |
| 説明 | エラー監視構文でエラーが発生した時にエラーメッセージを取得する |
| 識別 | id:212 |
現在ストックされているエラーメッセージが取得できます。
エラーメッセージのフォーマットは、「[{エラー種別}]{ファイル名}({行番号}):{エラー内容}」となっています。
なお、一回のエラーで複数行のエラーメッセージが表示されることがありますが、これは構文要素(もし文、繰り返し文、関数、グループなど、インデントのが必要なところ)ごとにエラーメッセージが生成されるためです。「前回と同様の理由でエラー。」というのがそれにあたります。
このときの行番号は構文要素の先頭行の番号です。
注意1:なでしこエディタ(nakopad.exe)から実行した場合、ファイル名はエディタが生成したファイルになります。ファイル名が「~~.bak」となっている場合、それは今あなたが編集しているファイルで有る可能性が高いです。
注意2:ファイル中にDLL関数の定義があると、行番号がずれる可能性があります。
例えば、次のような文では、『「あああ」という』というのは8行目であるように見えますが、エラーメッセージ上では2行目として扱われます。
●MessageBox(H,C,T,F)=DLL("user32.dll",
"int MessageBoxA(
int,
char*,
char*,
int
)")
「あああ」という
エラーのでる文と、そのメッセージのセットです。
メッセージ最上段が実際にエラーの起こった場所と原因、次の行からが構文要素の最初の行でのメッセージです。
この例の場合、先頭にDLL関数があるので、行番号がずれるのでエラー行がずれているのが分かると思います。
●MessageBox(H,C,T,F)=DLL("user32.dll",
"int MessageBoxA(
int,
char*,
char*,
int
)")
●エラー関数
Cとは整数
10回
C=ARCSIN(2)
Aとは整数
Aは100
エラー関数
もしAが0ならば
「Aは0です」という
[エラー] com.nadesi.exe.nakopad.temp.nako5.bak(5): 関数『ARCSIN』の実行中にエラーが起きました。ARCSINへの入力が-1~1の間にありません。 [エラー] com.nadesi.exe.nakopad.temp.nako5.bak(4): 前回と同様の理由でエラー。 [エラー] com.nadesi.exe.nakopad.temp.nako5.bak(2): 前回と同様の理由でエラー。 [エラー] com.nadesi.exe.nakopad.temp.nako5.bak(8): 関数『エラー関数』の実行中にエラーが起きました。